2015年10月19日月曜日

昔の小説を読もう!

どうもkaeruです。

最近はゲームやったりアニメ見たり本読んだりで
いつもと変わっていません。
出かけたのも一月前くらいに映画行きました!一人で!
初めての一人映画でしたが、一人映画もなかなかいいものです!
ピクセル見ました。パックマンが襲ってくる奴

さて、今回は映画の話ではなく本の話をします。
最近アニメの乱歩奇譚見ました。いやーあれグロいですね!
人間椅子とか勘弁してほしいグロさでした!
自分グロイの嫌いなのですが、暇を持て余して見てしまいました。

アニメを見終わって江戸川乱歩に興味をもったので、
著作源切れしている作品が読める青空文庫でさがしてみたのですが、
来年あたりに切れるんですねー
たまには昔の本を読むのも良いと思ったので、こちらを読みました。

「パンドラの匣」です!

えーこちらは太宰治ですね。
太宰治といえば「人間失格」等の暗い雰囲気の小説の方が
有名ですが、こちらはどちらかといえば明るい感じの小説です。
昔、人間失格を読んだ際に、暗すぎて自分は太宰治好きではなかったですが
こちらの作品は結構面白かったです。

内容としては、主人公は結核を患った青年で、
結核の治療のために「健康道場」なる場所へ入所する
「健康道場」には個性豊かな同じ患者とのやり取りや
看護婦さんとの道場内での日常をえがいた内容です。
また、小説の書き方が友人に宛てた手紙の形式で書かれている感じですね。

個性豊かな患者は人の詩を盗作する奴とか、英語が堪能なところを
見せておいて、そこまで英語が堪能ではなく見栄を張ってしまい道場に
来るかもしれない外国人の通訳にされるのではないかと怯える奴とか
重い病気のはずなのに、くだらない部分があり笑っちゃう作品ですね。

やはり昔の小説なので、言葉遣いとか古くてわかりづらい部分はありますが、
それでも読みやすいです!

太宰中期は明るい話が多いようです。自分はシリアスよりもギャグのほうが好きなので
明るい話のほうがいいですね。
他の作品も読んでみたいと思います。
青空文庫は無料なので、気になるものがあれば読んでみると良いと思います。
太宰ではないですが、次は「半七捕物帳」とか読んでみたいですね。
それではまた~